第37回 日本国際保健医療学会学術大会

第37回 日本国際保健医療学会学術大会

ご挨拶

学術集会長写真  第37回日本国際保健医療学会学術大会を、愛知県で、「”ひとり“はどこにいるか-草の根と意思決定者をつなぐ-」をテーマとして開催いたします。

 Leave No One Behindは、繰り返し語られてきた持続可能な開発目標(SDGs)の理念です。この誰一人取り残さないという原則を唱えながら、私たちには本当に取り残されている”ひとり”が見えているか。そのような”ひとり”に届こうと努力している人々が草の根で拾い集めたものを、意思決定者につなぎ、事業や政策としていくにはどうしたらよいか。そんなことを、みなさまと一緒に考えてみたいと思います。

 基調講演、特別講演、シンポジウムなどのプログラムには、草の根と世界的な意思決定との間を行き来している方、世界の紛争や災害の現場で活躍してきた方、愛知県や世界でマイノリティーやサービスが届きにくい人々と活動してきた方々が登壇してくださいます。また、国際保健におけるITやデータサイエンスの話題も取り上げたいと考えています。

 ハイブリッドで開催予定ですが、新型コロナウイルス感染症の状況が許せば、ぜひ会場にお越しいただき、久しぶりに顔を合わせてディスカッションができれば幸いです。
 名古屋城を始めとする観光スポットや、名古屋めしもお楽しみください。会場から徒歩圏内にはジブリパークも開園予定です。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

第37回 日本国際保健医療学会学術大会 大会長
柳澤 理子
(愛知県立大学看護学部)